© 士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
© Shirow Masamune, Production I.G/KODANSHA/GITS2045

KODANSHA
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2025.12.16Event
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『攻殻機動隊展 Ghost and the Shell』全作品世界に“電脳ダイブ”する究極の検索体験や、来場者が作品を深掘りながら楽しめる“DIG”展示など展示詳細を発表!

攻殻機動隊展 Ghost and the Shell 製作委員会(株式会社講談社、森ビル株式会社、KDDI 株式会社、株式会社 プロダクション・アイジー、株式会社パルコ、株式会社バンダイナムコフィルムワークスは、2026年1月30日(金)から4月5日(日)まで、虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE(東京ノード)」にて 『攻殻機動隊展 Ghost and the Shell』を開催いたします。

 

1989 年の誕生以来、「攻殻機動隊」は義体化・電脳化・AI といった最先端のビジョンによって世界中のクリエ イターに衝撃を与え、「人とは何か」という普遍の問いを投げかけ続けてきました。作中の世界とされる2029年を目前にした今、作品が描いた未来は、AI の浸透やクラウド時代の到来とともに、私たちの現実へと急速に 接近しています。押井守、神山健治、黄瀬和哉、荒牧伸志ら歴代監督によるアニメシリーズも、その核心テーマを多彩な表現で更新し、常に時代の先端を指し示してきました。

 

本展『Ghost and the Shell』は、その37年の歩みを一望しながら、〈ゴースト=精神・意識〉と〈シェル=身 体・器〉をあえて切り離し、人間の根源へ迫る攻殻機動隊の本質を解き明かす大規模展覧会です。フィクショ ンが現実と重なり合う今、私たちは何を“ゴースト”と感じ、どこまでを“シェル”と呼ぶのか。 本展は、その問いを来場者一人ひとりに突きつけ、未来を考えるための新たな視座を提示します。

 

開催に先立ち、本プレスリリースでは、攻殻機動隊史上最大規模で開催する本展の目玉である”DIG セクションをはじめとした展示構成や、本展に参加するクリエイター、コラボアーティストも一部を発表いたします。
※1:来場者がアナログ、デジタル、ARなど多様な体験で本作品のアーカイブや情報を自分なりに深掘りながら楽しめる展示

 

◇展示構成
本展は、攻殻機動隊の全アニメ作品の世界に“ダイブ”できる究極の検索体験「NODE(思考の結節点)」からス タート。その後、歴代監督が本展のテーマであるそれぞれの「Ghost」と「Shell」を語る「STORY(世界への 導入)」、本展の中心となるすべての『攻殻機動隊』へアクセスできる 1600 点を超える原画群と、”DIG セク ション”でこれらの作品世界を深堀るインスタレーション作品、そして、作品に影響を受けたコラボレーションアーティスト展示へと続きます。

 

● GALLERY A
“NODE”(思考の結節点):情報に“ダイブ”する体験
展覧会の入口となる”NODE”では、来場者自身が各シリーズが生み出してきた攻殻機動隊の情報ネットワークに接続し、「思考の結節点」となる没入体験を提供します。会場全体に広がる「巨大電脳ネットワークビ ジュアライザー “Nerve Net”」と、ドーム型空間の中央に位置する「”知の遺跡” “World Tree: Ghost and the shell”」の2つの作品が、空間を一つの巨大な電脳空間へと変貌させます。

<巨大電脳ネットワークビジュアライザー“Nerve Net”で探索するイメージ>

 

・巨大電脳ネットワークビジュアライザー “Nerve Net”
攻殻機動隊の全作品世界に“ダイブ”できる、究極の検索体験。 会場の壁一面を覆う巨大なマッピング空間では、来場者が情報の海を泳ぎ、数々の作品シーンを呼び覚まし、 空間そのものが呼吸するように変化していく。体験者自身の「思考」や「探索」が展示の一部となる全能検索 インスタレーションです。

 

・“知の遺跡” “World Tree: Ghost and the Shell”
攻殻機動隊を象徴する名場面、「有線接続」が現実空間に立ち上がる。
天井高15メートルの闇から降り注ぐ無数のケーブルが、まるで神経の束のようにモニタへとつながり、巨大な電脳ネットを起動させる。情報が脈打ち、都市が覚醒する瞬間を、身体で体感できる作品です。
この空間では常設の体験展示とともに、攻殻機動隊という作品が生み出す緩やかなコミュニティーのイベントとして、攻殻機動隊に影響を受けたクリエイターや研究者による攻殻を巡るトークイベントや、作品の世界観 を拡張させるDJやライブイベントなども予定しています。

 

● PATH A “STORY”(世界への導入):監督の“Ghost”に迫る
それぞれの監督にとっての「Ghost」と「Shell」、そして『攻殻機動隊』とは何だったのか。本展のための撮 り下ろしインタビュー映像を初公開します。

 

● GALLERY B “DIG”(掘り起こす):1,600点超の原画と現実世界の交錯
約 1,000 平米の大空間に、本展の中心となる、全攻殻機動隊アニメシリーズへアクセスできる 1,600 点を超え る制作資料が一堂に集結。アニメの設定資料や原画、背景美術、セル画など、アニメ作品を構成する様々な資 料をお楽しみいただけます。画面の片隅に残されたメモや筆跡から、創造の現場が呼吸する瞬間を感じ取ることができます。作中に描かれるそれぞれのキャラクターが直面する Ghost と Shell。時に葛藤する彼らの物語を思い返す選りすぐりの名シーンの数々は圧巻です。

さらに、“DIG”セクションでは、AR グラスを装着しタチコマと一緒に原画を巡る「電脳 VISION※2」をはじめ、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズに出てくる笑い男事件をモチーフにした作品「笑い男になる鏡 “Laughing Man Mirror”」や、アニメ制作で使われた「カット袋」を来場者が自らの手で掘り起こし複製原画として持ち帰るカット袋体験「手で掘り起こす記憶 “Analog Dig”※2」など、攻殻の世界に深く没入し 多角的に本作を DIGる(深掘る)濃厚な体験群(今後さらに追加コンテンツ発表予定)を提供します。
※2:別途専用チケット(有料)の必要なオプショナル体験です

 

・電脳 VISION(事前予約制の有料体験)
AR グラス(XREAL/STYLY 協力)を装着し、タチコマの電脳通信による解説を聞きながら原画展示を巡る、アニメの世界の「電脳通信」を現実社会で体験できる コンテンツです 。
※チケット価格:オンライン販売前売り 1,300 円(税込)、オンライン販売会期中 1,500 円(税込)、当日会場窓口販売 1,700 円(税込)
※日時指定制、各回数量限定販売

 

・笑い男になる鏡 “Laughing Man Mirror”
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズで描かれたサイバーテロ事件・通称”笑い男事件”。AR 技 術とプログラミングにより、「笑い男」が展覧会現場 に出現。
2025年の今、顔がリアルタイムでマスキングされるハッキング技術を再現し、“見る者”と“見られる者”の境界が揺らぐハック体験を提供します。

<笑い男になる鏡 “Laughing Man Mirror のイメージ”>

 

・手で掘り起こす記憶 “Analog Dig” (現地購入できる有料体験)
アニメのカット毎に制作資料を保存した門外不出の「カット袋」。アニメ制作の裏側をのぞける「カット 袋」を来場者が自らが開けて楽しめる体験が登場。「カット袋」に納められた複製原画として持ち帰る、作り手の温もりが残る原画の記憶に直接触れる体験です。
※チケット価格:2,000 円(税込)
※入場後現地にて販売
※無くなり次第終了
※画像の複製原画はサンプルです。同封の枚数や内容は異なる可能性がございます。

<複製カット袋のイメージ>

 

◇参加クリエイタープロフィール(一部公開)

元木大輔/DDAA
建築家
本展会場設計を担当

 

松山周平
株式会社 enigma 代表取締役社長、Artistic Director
巨大電脳ネットワークビジュアライザー “Nerve Net”の制作を担当

 

寺山紀彦
デザイナー 美術作家
”知の遺跡” “World Tree: Ghost and the Shell” ”の制作を担当

 

浅井睦
Metalium LLC 代表 / 装置作家
笑い男になる鏡 “Laughing Man Mirror”制作を担当

 

Quentin Deronzier
Director & Visual Artist 本展プロモーションビデオ・キービジュアルを担当

 

 

攻殻機動隊展 Ghost and the Shell

会期:2026年1月30日(金)~ 4月5日(日)

会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)

住所:東京都港区虎ノ門2-6-2

チケット情報:2025年 秋頃発売予定

主催:攻殻機動隊展Ghost and the Shell製作委員会、株式会社講談社、森ビル株式会社、KDDI株式会社、株式会社プロダクション・アイジー、株式会社パルコ

公式HP:https://www.tokyonode.jp/sp/exhibition-ghostintheshell/

公式SNS:<Instagram>https://www.instagram.com/ghostandtheshell/

<X>https://x.com/Gats_exhibition