INTRODUCTION_
INNOCENCE / イノセンス
1995年公開の劇場アニメーション映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の続編にあたり、再び押井守が監督を務める。
草薙素子が人形使いと融合して公安九課を去った世界の話で、「数十年経過しても耐えられるアニメのクオリティで挑む」という言葉どおり、アナログ作画とCG表現の最高の融合を模索し、音もスカイウォーカー・サウンドの音響スタッフの手が加わり、世界レベルのクオリティーまで高められた。
日本のアニメーション作品としては、初のカンヌ国際映画祭コンペティション部門のノミネート作品となったことが、作品の質の高さの証明であろう。