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M.M.A. -Massive Mesh Ambitions- 特集#03/ケラー・イースタリング「グローバリゼーション下の『空間』に抵抗の兆しを見る」
『攻殻機動隊』を思索・議論するメディアプロジェクト「M.M.A. -Massive Mesh Ambitions-」。
特集#03のテーマは「境界線|Boundaries」。監修を務めるのは、これまで技術の進化と社会の変容をともに論じてきた法哲学者・大屋雄裕。
ケラー・イースタリング「グローバリゼーション下の『空間』に抵抗の兆しを見る」では、米イェール大学で教鞭を執りながら著述活動を展開する、プロフェッサー・アーキテクトのケラー・イースタリング(Keller Easterling)にメールでインタビュー。
「超国家的国政術」や「政治的スーパーバグ」など、この建築家が用いる術語の数々に耳を傾けてほしい。そうすることで、イデオロギーの左右や世俗と超俗が混ざりあう現代の権力作用が、物理的ないし建築・デザイン的な仕方で効力を発揮するさまを捉えることができるだろう。
聞き手・翻訳:太田知也[Tomoya Ohta]
翻訳協力:森脇透青[Tosei Moriwaki]
図版:studio TRUE